実際の見直しポイント



実際に節約家計にしていくために、現在の支出を見直して無駄な部分をなくしていきましょう。

支出は大きく3つに分けることができます。

@ 固定支出
A 準固定支出
B 流動支出 

固定支出というのは、住居費・駐車場代・保険料・住宅や車のローンの返済金など
毎月決まった金額で支払いが生じるものです。

準固定支出は、水道光熱費や電話代金など金額に増減はあるものの毎月必ず支払うもの。

流動支出は食費や日用品、おこづかいなど金額が定まらず、月によって内訳が変化するものです。


以上の3項目の中で1番見直し効果が高いものといえば、やはり固定支出ではないでしょうか。
その固定支出から順に見ていきたいと思います。

@ 固定支出

住居費

毎月の生活費の中でも大きくかかる住居費・駐車場代。

手取り収入に対する割合の目安は20%以内です。例えば手取り収入が20万円なら4万円以内ということですね。
実際のところ、手取り収入が少ない場合、この目安金額をクリアする住宅を探すことは難しい場合が
多いかもしれません。
公営住宅、社宅などに住むことができる場合はそれを選択肢に、そうでない場合でも部屋のサイズを
ワンサイズ小さくすることで家賃を下げるということも考えてみてはどうでしょうか?
物が多いから広い部屋が必要!という方がいるかもしれませんが、その大量な荷物は
本当に必要か一度見直してみましょう。案外、なくても大丈夫なものだったりするかも知れません。
物が乱雑にたくさんあるお家は無駄な出費が多い家庭ともいえます。
家計の見直しと一緒に身の回りの荷物の見直しもぜひぜひおすすめします。

駐車場代・くるま費

車は便利ですし、住む場所によっては絶対に必要な必需品かもしれませんね。
でも、やっぱりとてもお金のかかるものでもあります。
車を持っているだけで税金や車検代、ガソリン代、洗車代、時には修理代もかかります。
もし、可能であれば車を手放すことが1番の見直しです。
週末のお出かけぐらいにしか使ってないわという方だったら、レンタカーを借りたほうが安くなるかもしれません。
手放すのはとても無理というかたは、本当にその車でなければいけないのかを
考えてみてください。車は持ち主のこだわりがはいってくるものなのでなかなか割り切れないところも
あるかもしれませんが、車のグレードをさげることで税金や車検代などが大きく変わってきます。
複数台所有している方も本当に必要なのか考えてみてくださいね。

保険料

保険料は長い年月払い続けることから、お家に次ぐ大きな買い物と表現されることがあります。
ただ何となく加入して払ってるなんてとっても問題アリですよ。
手取り収入に対する一応の目安は10%以内です。(貯蓄性の商品除く)
もし、事故にあったらとか病気になったらと不安を感じる気持ちは分かります。
でも、そのもしものために保険料を払いすぎて今の生活が苦しくなるなんてナンセンス。
高額医療の払い戻しなど負担をカバーしてくれる公的制度もあります。
自分に本当に必要な補償をカバーしたらあとは健康に気を配るほうが合理的ですヨ。
月払いを年払いにすることで割引になるケースも多いです。

住宅・車のローン

はじめに○年のローンを組んだからと、その返済表どおりに返していませんか?
ローンを余分に返せる余裕があるなら、どんどん返してしまったほうが絶対におトク。
ローンには利子がつきます。繰上げ返済をすることでその利子が少なくなることを考えたら
貯金よりまず返済ですよ!
注意することは繰り上げ返済には手数料がかかる場合があること。
その手数料を払ってもおトクかどうかはよく見極めましょう。それと、返済ばかりしていざというときの貯蓄まで
なくなってたなんてことにならないようにすることです。


A 準固定支出

水道光熱費

TVや雑誌などでもよく取り上げられているので、実際に節約に取りくまれている方も多いかもしれません。
節約の効果が使用量や料金として表れてくるのでやりがいもあります。
電気なら契約アンペアを見直したり、コンセントを抜いて待機電力をカットする、水道ならお風呂の残り湯を
洗濯に使う、節水ヘッドをつけるなど。
省エネはエコロジーにもつながりますし、主婦の腕の見せどころ?!ぜひ習慣づけたいところです。

通信費

固定電話はプッシュ回線をダイヤル回線に変更、屋内回線を買い取ることで料金を少し下げることができます。
携帯電話は会社間の競争もあってどんどんと割引プランが出ていますよね。
お店やインターネットでも自分に1番あったおトクプランを診断してくれますので利用しましょう。
新サービスがどんどんと出ているので情報はマメにチェックですヨ!
IP電話を取り入れるのもいいかも知れませんね。
プロバイダの料金設定も各社比較をして、場合によっては安いほうへ乗り換えるというのも手かと思います。


B 流動支出

生活費

生活費を見直すときに最も有効な方法は家計簿をつけて予算内で支出する習慣をつけるということ。
ただ何となくダラダラと使うのが1番いけません。予算をきちんと立てて残金を考えながら支出をしていく
というのが基本です。
自分の支出傾向を考えたときに、まず譲れないというもの、よく使うものを優先順位として考えて
予算を決めていきましょう。
予算の立て方など具体的な方法についてはステップ3で紹介していますので参考にされてください。


   




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